跏趺(読み)かふ

精選版 日本国語大辞典 「跏趺」の意味・読み・例文・類語

か‐ふ【跏趺】

〘名〙 (「けっかふざ(結跏趺坐)」の略) 両足の足の裏を見せるようにして組んですわる仏家の坐法。
正法眼蔵(1231‐53)坐禅儀「跏趺のなかばよりはうしろにしくなり」 〔無量寿経‐上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「跏趺」の読み・字形・画数・意味

【跏趺】かふ

両足の甲を重ねて坐る。結跏。明・高啓〔支庵〕詩 跏趺の影を見ず 鶴鳴いて、此の山

字通「跏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android