精選版 日本国語大辞典 「身になる」の意味・読み・例文・類語
み【身】 に なる
① その身になりかわる。和歌では多く草木の実をかけていう。
※後撰(951‐953頃)秋下・三五四「花すすき穂に出でやすき草なれば身にならむとは頼まれなくに〈よみ人しらず〉」
③ からだの血や肉になる。精がつく。
※談義本・教訓雑長持(1752)三「天道さまの御にくみにて、今に罰があたろかと思ふて、うまい物も身にならぬ」
④ (比喩的に) 役に立つ。ためになる。
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