身幅(読み)ミハバ

デジタル大辞泉 「身幅」の意味・読み・例文・類語

み‐はば【身幅】

からだの横幅
衣服身頃みごろの幅。「身幅の狭い着物
人に対する面目肩身
「肩縫ひ上げの―さへ、せまき娘の心根を」〈人・梅児誉美・初〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「身幅」の意味・読み・例文・類語

み‐はば【身幅】

〘名〙
① からだの幅。そのもの自身の幅。
※若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上「入口の黄色い唐紙は急に身幅を広くして外界を遮断する役目を勤め出した」
② 着物のみごろの横幅。
和英語林集成初版)(1867)「コノ ハオリワ mihaba(ミハバ) ガセマイ」
③ 人に対する面目。肩身。
浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)二「身幅(ミハバ)もせばき罪人が」

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