軍都陘(読み)ぐんとけい

世界大百科事典(旧版)内の軍都陘の言及

【居庸関】より

…河北平野からここを越えるとしばらく台地が続き,やがてモンゴル高原に達する。古く天下九塞の一つにあげられ,あるいは軍都陘(ぐんとけい)といって太行八陘の一つに数えられた。モンゴル高原から河北平野に南下する遊牧民の侵入を防御する第1の拠点で,今の北京に首都や陪都をおいた諸王朝にとっては,とくに関心が強かった。…

※「軍都陘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android