軒の玉水(読み)のきのたまみず

精選版 日本国語大辞典 「軒の玉水」の意味・読み・例文・類語

のき【軒】 の 玉水(たまみず)

※千穎集(999‐1106頃)無常「つねならぬよを人しれずながむればあな心ぼそのきのたまみつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「軒の玉水」の意味・読み・例文・類語

のき玉水たまみず

軒先から落ちる雨垂れ
「たえだえに―おとづれてなぐさめがたき春のふる里」〈式子内親王集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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