転写石版(読み)テンシャセキバン

デジタル大辞泉 「転写石版」の意味・読み・例文・類語

てんしゃ‐せきばん【転写石版】

印刷しようとする絵や文字脂肪質インク転写紙に記し、これを石版面に押しつけて転写し、腐食製版したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「転写石版」の意味・読み・例文・類語

てんしゃ‐せきばん【転写石版】

〘名〙 印刷する絵や文字を脂肪質のインクで転写紙に写して石版面におしつけ、水で紙と糊を洗い落とし、インクの部分以外の不要部分を腐食させて製版するもの。石版のほか、現在は亜鉛版、アルミ版が用いられる。〔版画技法(1927)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android