転迷開悟(読み)てんめいかいご

精選版 日本国語大辞典 「転迷開悟」の意味・読み・例文・類語

てんめい‐かいご【転迷開悟】

〘名〙 仏語煩悩の迷いを翻して菩提の証を得ること。迷いを転じて悟りを開くこと。
※心頭語(1900‐01)〈森鴎外〉妻より愛すべき女「此際他の闕点を看破して転迷開悟の機縁に接することを得るならん」

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デジタル大辞泉 「転迷開悟」の意味・読み・例文・類語

てんめい‐かいご【転迷開悟】

仏語。迷いを転じて悟りを開くこと。

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