デジタル大辞泉 「軸」の意味・読み・例文・類語
じく〔ヂク〕【軸】
1 回転するものの中心となる棒。特に、車輪の心棒。車軸。
2 巻くものの中心にする丸い棒。特に、巻物・掛け物などの
3 掛け物。掛け軸。かけじ。
4 《巻物では2に近い所が巻末となるところから》書物の終わりの部分。巻末。
5 俳句や川柳などの巻のいちばん最後に書く点者の句。
6 筆・ペン・マッチなどの柄の部分。
7 活動・運動の中心となるもの。かなめ。中軸。「自分が
8
㋐点の座標を決める基準となる直線。座標軸。
㋑対称図形で、その基準となる直線。対称軸。
㋒一つの平面図形を回転して立体図形ができるときの、回転の中心となる直線。回転軸。
9 物体が回転するときの中心となる直線。その物体に固定したと考える直線で、空間的位置が変わることのないもの。地球の地軸、こまの心棒など。回転軸。
[接尾]助数詞。巻物・掛け軸などを数えるのに用いる。「二
[類語]中心・
じく【軸】[漢字項目]
1 車の心棒。回転の中心となる棒。「機軸・車軸」
2 中心や基準となる直線。「地軸・結晶軸・座標軸・対称軸」
3 物事の中心。大切なところ。「基軸・枢軸・中軸」
よこ‐がみ【▽軸】
「こよなき―より引き落としけるに、