軽荷(読み)かるに

精選版 日本国語大辞典 「軽荷」の意味・読み・例文・類語

かる‐に【軽荷】

〘名〙
① 軽い荷物。
俳諧・となみ山(1695)「砂川の浅くながるる夕月夜野童〉 露しとれども軽荷ふらつく〈野明〉」
② 荷が少なくて船の喫水が浅いとき、船底に積みこむ砂石バラスト。〔慶応再版英和対訳辞書(1867)〕

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デジタル大辞泉 「軽荷」の意味・読み・例文・類語

かる‐に【軽荷】

軽い荷物。
船の積み荷が少なくて喫水の浅いとき、船底に積む砂石。バラスト

けい‐か【軽荷】

多く、他の語と複合して用いる》船舶が人・貨物燃料・水・消耗貯蔵品などを積載していないこと。「軽荷排水量」

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