輿台(読み)こしだい

精選版 日本国語大辞典 「輿台」の意味・読み・例文・類語

こし‐だい【輿台】

〘名〙 輿を地に置く時、轅(ながえ)をささえるための小さい机のような台。輿立。
※宗長息女婚礼記録(古事類苑・器用二)「道具輿以下次第之事〈略〉五拾 御輿台」

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デジタル大辞泉 「輿台」の意味・読み・例文・類語

こし‐だい【×輿台】

輿を地上に下ろすとき、ながえを支える机のような台。輿立て。

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普及版 字通 「輿台」の読み・字形・画数・意味

【輿台】よだい

召使い。清・燮〔雍正十年、~舎弟墨に寄す〕誰(たれ)か・堯・子孫の、今日に至りて、其の不幸にして臧(ざうくわく)(下男下女)と爲り、婢妾と爲り、輿臺・隷(さうれい)(下僕)と爲り、窘窮(きんきゆう)(はくひよく)、奈何(いかん)ともすべき無きを知らんや。

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