辣韮(読み)ラッキョウ

デジタル大辞泉 「辣韮」の意味・読み・例文・類語

らっ‐きょう【辣×韮/×薤/辣×韭】

ヒガンバナ科多年草鱗葉りんようで覆われた卵形地下茎をもち、葉は線形根際から出る。秋、高さ約40センチの花茎を伸ばし、紫色小花球状につける。中国原産鱗茎りんけい漬物にし、特有の香味がある。おおにら。さとにら。 夏 花=秋》「―ほる土素草鞋すわらぢにみだれけり/蛇笏
[類語]玉葱大蒜にんにく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「辣韮」の解説

辣韮 (ラッキョウ)

学名Allium chinense
植物。ユリ科の多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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