農家購入品価格指数(読み)のうかこうにゅうひんかかくしすう

世界大百科事典(旧版)内の農家購入品価格指数の言及

【物価統計】より

…現行体系は国内卸売物価(国内市場向け国内生産品の大量取引市場における販売価格),輸出物価(輸出品の水際価格),輸入物価(輸入品の水際価格)の3指数と,これらを統合した総合卸売物価指数で構成されている。このほか主要な物価指数としては,農家が販売する農産物の全国平均価格(農産物価格指数)および農家が購入する農業生産資材と生活資材の小売価格(農家購入品価格指数)をそれぞれ対象とする〈農村物価指数〉(農林水産省作成,1948年4月開始),輸出入品の通関時における平均単価を対象とする〈貿易価格指数〉(大蔵省作成,1949年1月開始),全国主要140都市の市街地価格(評価価格)を対象とする〈全国市街地価格指数〉(日本不動産研究所作成,1936年9月開始)などがある。なお,〈GNPデフレーター〉(名目GNP/実質GNP,経済企画庁作成)も,一国全体の物価水準を示す指標として広い意味での物価指数の一種であり,上記の各物価指数を主要な基礎データとして作成されている。…

※「農家購入品価格指数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android