農業基盤整備(読み)のうぎょうきばんせいび

改訂新版 世界大百科事典 「農業基盤整備」の意味・わかりやすい解説

農業基盤整備 (のうぎょうきばんせいび)

食糧自給力の維持強化を図り,農業の生産性の向上農業構造の改善を推進するとともに,需要動向に即応した農業生産の再編成を促進するために,その基礎的条件である農業生産基盤を計画的に整備することをいう。その中心は土地改良であり,ほか農用地開発がある。農用地開発は農地開発,草地開発,干拓であり,事業主体により国営,都道府県営,公社営,団体営などに分けられる。
土地改良
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android