農薬肥料(読み)のうやくひりょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「農薬肥料」の意味・わかりやすい解説

農薬肥料
のうやくひりょう

農薬入り肥料ともいう。農薬と肥料の両用途を兼ねそなえ,両者の混合施用によって相乗的効果をもたらす肥料。 1961年,肥料取締法で肥料に農薬を混入することが認可されて生れた。施肥除草,防虫害の農作業を1回ですませられる便利さはあるが,使用法を誤ると薬害におかされる公算が大きい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android