辺見じゅん(読み)ヘンミジュン

デジタル大辞泉 「辺見じゅん」の意味・読み・例文・類語

へんみ‐じゅん【辺見じゅん】

[1939~2011]ノンフィクション作家・歌人富山の生まれ。本名、清水真弓。父は角川源義げんよし。戦艦大和やまと乗組員を描いたノンフィクション「男たちの大和」で新田次郎文学賞受賞シベリア抑留を描いた「収容所ラーゲリから来た遺書」では、講談社ノンフィクション賞と大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。他に歌集闇の祝祭」など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辺見じゅん」の解説

辺見じゅん へんみ-じゅん

1939-2011 昭和後期-平成時代のノンフィクション作家,歌人。
昭和14年7月26日生まれ。角川源義(かどかわ-げんよし)の娘。昭和59年「男たちの大和」で新田次郎文学賞,63年「闇の祝祭」で現代短歌女流賞。「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」で平成元年講談社ノンフィクション賞,2年大宅壮一ノンフィクション賞。14年幻戯書房設立,代表。19年短歌文芸誌「弦」を主宰。平成23年9月21日死去。72歳。富山県出身。早大卒。本名は清水真弓。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android