辻村公一(読み)つじむら こういち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「辻村公一」の解説

辻村公一 つじむら-こういち

1922-2010 昭和後期-平成時代の哲学者
大正11年2月18日生まれ。昭和31年から33年までドイツのフライブルク大に留学。42年京大教授となり,退官後,竜谷大教授。ハイデッガー思索を詳細に解明し,西田哲学に由来する絶対無の思想と対比させた。平成5年学士院会員。平成22年5月28日死去。88歳。静岡県出身。京都帝大卒。著作に「ハイデッガー論攷」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android