近大キャビア(読み)きんだいきゃびあ

事典 日本の大学ブランド商品 「近大キャビア」の解説

近大キャビア

[加工食品]
近畿大学〈水産研究所〉(和歌山県西牟婁郡白浜町)の大学ブランド。
高田川の水で育まれたチョウザメの卵を使用したキャビア。水産研究所新宮実験場(新宮市)では1995(平成7)年にチョウザメ類で最大級オオチョウザメの雌と小型種コチョウザメの雄の交配種ベステルの養殖着手。成長促進のための温度調整や薬品使用などをせずに自然に近い状態でじっくり時間をかけて育ててきた。その成果により、13年6ヶ月目で卵をとることに成功。取り出した直後に塩漬けして冷凍保存し瓶詰めしている。無添加・無着色で、熱処理をしていないため風味を損なわず、取れたての味が楽しめる。価格は、30gで1万円(税込)。限定100個。株式会社アーマリン近大(西牟婁郡白浜町)取り扱い。なお、株式会社アーマリン近大は、近畿大学発ベンチャー企業。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

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