近藤貢(読み)こんどう みつぎ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「近藤貢」の解説

近藤貢 こんどう-みつぎ

1828-1868 幕末武士
文政11年生まれ。越後(えちご)(新潟県)村松藩士。藩主近侍をつとめ,郡(こおり)奉行にすすむ。戊辰(ぼしん)戦争に際し,勤王を説いて奥羽越列藩同盟への参加に反対する。新政府軍との開戦をきめた藩命に抵抗し,慶応4年5月21日自刃(じじん)した。41歳。名は勝恭。

近藤貢 こんどう-みつぐ

1899-1974 昭和時代新聞学者。
明治32年12月13日生まれ。東京朝日新聞社にはいり,調査研究室員などをへて昭和30年日本新聞協会嘱託となる。新聞の経営を研究し,上智大,早大,東大,成城大などでおしえた。昭和49年11月10日死去。74歳。神奈川県出身。東京商大(現一橋大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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