追咎(読み)ついきゅう

精選版 日本国語大辞典 「追咎」の意味・読み・例文・類語

つい‐きゅう ‥キウ【追咎】

〘名〙 事が済んだあとで、とがめだてをすること。〔布令字弁(1868‐72)〕 〔王羲之‐与殷浩書〕

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デジタル大辞泉 「追咎」の意味・読み・例文・類語

つい‐きゅう〔‐キウ〕【追×咎】

[名](スル)事の済んだあとでとがめること。
「併し疑ることはよくないから、その晩は―しないで寝てしまった」〈山本有三・波〉

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普及版 字通 「追咎」の読み・字形・画数・意味

【追咎】ついきゆう(きう)

すんだことを咎める。晋・王羲之〔殷浩に遺る書〕安西敗喪を知り、怛(わんだつ)す(なげきおそれる)。~其の事に任ずるは、豈に四の責を辭することを得んや。事を咎するも、亦た何ぞ復(ま)たらん。

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