追願(読み)おいねがい

精選版 日本国語大辞典 「追願」の意味・読み・例文・類語

おい‐ねがい おひねがひ【追願】

〘名〙 前にした願いに追加して願うこと。再度の頼み。ついがん。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「追願(オヒネガ)ひをなすって、最(もう)二三日お泊めなさいましなネヱ」

つい‐がん ‥グヮン【追願】

〘名〙 一つの願いをしている上にさらに他の願いをすること。おいねがい。
巖窟王(1901‐02)〈黒岩涙香訳〉一「此後〈略〉三度まで追願(ツヰグヮン)を発した」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「追願」の意味・読み・例文・類語

つい‐がん〔‐グワン〕【追願】

[名](スル)ある願いをしている上に、さらに他の願いをすること。おいねがい。「使用期間の延長追願する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android