送還(読み)ソウカン

デジタル大辞泉 「送還」の意味・読み・例文・類語

そう‐かん〔‐クワン〕【送還】

[名](スル)送りかえすこと。特に、捕虜や不正入国者などを本国に送りかえすこと。「抑留者を送還する」「強制送還
[類語]返送逆送転送回送

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「送還」の意味・読み・例文・類語

そう‐かん ‥クヮン【送還】

〘名〙 送りかえすこと。還送
日本外史(1827)二〇「乃令直政送還大庁
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六二「封を開かずして之を送還(ソウクヮン)せんと思へども」 〔後漢書‐李膺伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「送還」の読み・字形・画数・意味

【送還】そうかん(くわん)

送りかえす。〔後漢書党錮、李膺伝〕羌(きやうりょ)~數(しばしば)出で、~百姓(しばしば)其のを被(かうむ)る。膺の、邊に到りしより、皆風をんで懼(くふく)し、先に掠(りやく)する男女、悉(ことごと)く塞下せり。

字通「送」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android