逆・倒(読み)さか

精選版 日本国語大辞典 「逆・倒」の意味・読み・例文・類語

さか【逆・倒】

[1] さかさま。ぎゃく。反対
浄瑠璃・河内国姥火(1720頃か)二「諫むる程猶さかになり、愈々(いよいよ)謀叛に募りしが
坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉六「大方田舎だから万事東京のさかに行くんだらう」
[2] 〘語素名詞動詞の上に付き、さかさま、ぎゃく、の意を添える。「さかはぎ」「さかなみ」「さかご」「さかのぼる」など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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