逆臣(読み)ギャクシン

デジタル大辞泉 「逆臣」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐しん【逆臣】

主君に背く家来君主を殺した臣下。げきしん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逆臣」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐しん【逆臣】

〘名〙 むほんの心をもった臣下。君主にそむいた家来。げきしん。
続日本紀‐天平宝字三年(759)五月甲戌「而今大乱已平、逆臣遠竄」
太平記(14C後)六「太子守屋の逆臣(ギャクしん)を討て」 〔孔叢子公儀

げき‐しん【逆臣】

〘名〙 (「げき」は「逆」の漢音) =ぎゃくしん(逆臣)
※金刀比羅本保元(1220頃か)下「崇峻天皇は逆臣(ゲキシン)に亡さる」

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普及版 字通 「逆臣」の読み・字形・画数・意味

【逆臣】ぎやくしん

人。

字通「逆」の項目を見る

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