逆轡(読み)さかぐつわ

精選版 日本国語大辞典 「逆轡」の意味・読み・例文・類語

さか‐ぐつわ【逆轡】

〘名〙 くつわの取扱い方で、承鞚(みずつき)を逆に持つこと。
※武雑記(16C中か)「轡を渡す事、常に人のめし候て手綱とられ候様に渡候。悪く心得候へば、さか轡に成候て」

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デジタル大辞泉 「逆轡」の意味・読み・例文・類語

さか‐ぐつわ【逆×轡】

左右を逆にしてはめた、馬のくつわ。

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