逗子 八郎(読み)ズシ ハチロウ

20世紀日本人名事典 「逗子 八郎」の解説

逗子 八郎
ズシ ハチロウ

昭和期の歌人 元・後楽園スタヂアム取締役。



生年
明治36(1903)年2月23日

没年
平成3(1991)年7月7日

出生地
東京

本名
井上 司朗(イノウエ シロウ)

学歴〔年〕
東京帝国大学政治学科〔昭和3年〕卒

経歴
安田銀行から昭和14年内閣情報部に移って情報局第五部第三課長となり、19年大蔵省監督官に転じる。のち後楽園スタヂアム取締役。この間、7年「短歌と方法」を発行し、新短歌運動を積極的に推進する。12年の新短歌クラブ結成にあたっては委員長となる。歌集に「雲烟」「八十氏川」、歌論集「主知的短歌論」のほか、「証言・戦時文壇史」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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