逢坂(読み)おうさか

精選版 日本国語大辞典 「逢坂」の意味・読み・例文・類語

おう‐さか あふ‥【逢坂】

[1] 〘名〙 城の土居の腹を切り開いて、そこから左右へ、横に階段を付けた坂。坂上から下った所で左右が出合うところからいう。
※兵法雌鑑(1643頃か)地利「相坂、是はわるし。仕間敷也」
[2]
[一] 鳥取県北西部、大山(だいせん)町の旧地名。旧逢坂村。後醍醐天皇隠岐からの帰途、この地の海辺に着岸したと伝えられる。
[四] 大阪市天王寺区にある四天王寺の西重門の西方にある相坂。

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デジタル大辞泉 「逢坂」の意味・読み・例文・類語

おうさか〔あふさか〕【逢坂】

滋賀県大津市西部の地名。付近逢坂山がある。
逢坂の関」「逢坂山」の略。

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