連想・聯想(読み)れんそう

精選版 日本国語大辞典 「連想・聯想」の意味・読み・例文・類語

れん‐そう ‥サウ【連想・聯想】

〘名〙 (association の訳語) あることばを聞いたり、ある物を見たりしたとき、それに関連のあることばやことがらを思い浮かべること。心理学などでは、性格深層心理を明らかにする手がかりとして用いる。連感。
天地有情(1899)〈土井晩翠〉夕の思ひ「夕々の空の上 替るももちの面影を 替らぬ愛に眺むれば ただ聯想の端となる」
[補注]「連」は「聯」の書き換え。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android