連想記憶装置(読み)れんそうきおくそうち(英語表記)associative memory; content-addressed memory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「連想記憶装置」の意味・わかりやすい解説

連想記憶装置
れんそうきおくそうち
associative memory; content-addressed memory

通常記憶装置のようにデータの取出しを番地 (アドレス) で行うのでなく,そのデータに関連する情報キーにして直接的にそのデータを取出すことができるようにした記憶装置をいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の連想記憶装置の言及

【記憶装置】より

…安価なハードディスクを使用した数十万円程度の価格のものもあり,広く使われている。連想記憶装置associative memoryアドレスを指定する代わりに,記憶内容の一部やそれに関連するデータをキーとして記憶を再生させる方式の記憶装置。キーと記憶内容とを対の形で記憶し,キーを高速に検索することによって記憶内容を読み出す。…

※「連想記憶装置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android