連碁(読み)レンゴ

デジタル大辞泉 「連碁」の意味・読み・例文・類語

れん‐ご【連碁/×聯碁】

数人の者が二組みに分かれ、1局の碁を1石ずつ代わる代わる打つこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「連碁」の意味・わかりやすい解説

連碁
れんご

囲碁の特別な競技法の1つ。複数の対局者が交代に打ち,普通相談は許されない。その点が相談碁との相違である。連碁は主として祝賀会追善の場で打たれることが多い。譜が残っているのは江戸時代後期からで,勝負をつけるところまで打つより打掛けのケースが多い。交代の手数人員は一定していないが,打つ順序は開始前に定められる。参加者が多く,一人一手ずつの場合は特に一手碁という。

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