連結器(鉄道)(読み)れんけつき

百科事典マイペディア 「連結器(鉄道)」の意味・わかりやすい解説

連結器(鉄道)【れんけつき】

鉄道車両相互を連結する装置。ねじ連結器,自動連結器密着連結器などがある。ねじ連結器は両車両に取り付けたリンクを互いに引っかけ,連結にたわみのないようねじで締めよせるもの。連結の際,作業員が車両間に入らなければならず,労力を多く要し危険でもあるので,日本国鉄では1925年に自動連結器への一斉換装を行った。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android