進物番(読み)しんもつばん

精選版 日本国語大辞典 「進物番」の意味・読み・例文・類語

しんもつ‐ばん【進物番】

〘名〙 江戸幕府職名書院番小姓組番出役大名旗本などからの進物将軍からの下賜品などをつかさどる。
※俳諧・桜川(1674)春一年玉や進物番の筆はじめ〈未及〉」

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デジタル大辞泉 「進物番」の意味・読み・例文・類語

しんもつ‐ばん【進物番】

江戸幕府の職名。若年寄に属し、大名旗本などからの献上品や、将軍からの下賜品などをつかさどった。

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