逸巌理秀(読み)いつげん・りしゅう

朝日日本歴史人物事典 「逸巌理秀」の解説

逸巌理秀

没年:明和1.11.30(1764.12.22)
生年:享保10.11.1(1725.12.5)
江戸中期の臨済宗の尼。宝鏡寺の第23世。中御門天皇の第4皇女。母は清水谷実業の娘権典侍局石子。幼名嘉久宮。はじめ寿巌理長,のち逸巌理秀と改名。享保16(1731)年8月に宝鏡寺に入寺して喝食となり,同18年9月に得度して宝鏡寺と大慈院住持を兼帯。元文5(1740)年3月紫衣を勅許されて景愛寺住持となった。諡号は照明院宮,没後,京都・真如寺に葬られた。<参考文献>洞院満季選『本朝皇胤紹運録』,『西山略縁起並歴代』,井之口有一他『尼門跡言語生活の調査研究』

(岡佳子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「逸巌理秀」の解説

逸巌理秀 いつげん-りしゅう

理秀女王(りしゅうじょおう)

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