遊覧・游覧(読み)ゆうらん

精選版 日本国語大辞典 「遊覧・游覧」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐らん イウ‥【遊覧・游覧】

〘名〙
① 遊びながめること。景色などをながめ楽しむこと。
明衡往来(11C中か)上本「詩歌之会、遊覧之興」
曾我物語(南北朝頃)五「頼朝は、昼夜ゆうらんに、月日のゆくをわすれさせたまひけり」 〔夏侯湛‐芙蓉賦〕
② 見物してまわること。
※続日本紀‐神亀元年(724)一〇月壬寅「登山望海。此間最好。不遠行。足以遊覧
古今著聞集(1254)五「御堂関白大堰河にて遊覧し給し時」 〔潘岳‐射雉賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android