過食症(読み)カショクショウ

デジタル大辞泉 「過食症」の意味・読み・例文・類語

かしょく‐しょう〔クワシヨクシヤウ〕【過食症】

摂食障害一種。心理的な原因から、食べずにはいられない状態。大量に食べては吐くなどの症状がある。拒食症神経性無食欲症)の反動として起こることもあり、思春期女性に多い。神経性大食症神経性過食症BN(bulimia nervosa)。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「過食症」の解説

過食症

 大食症,貧食症ともいう.過食が慢性化した病的な状態.食行動の異常の一つで,食欲が異常に亢進する症状.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「過食症」の意味・わかりやすい解説

過食症
かしょくしょう

摂食障害

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「過食症」の意味・わかりやすい解説

過食症
かしょくしょう

拒食症」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の過食症の言及

【食欲】より

…そして,51年になると,B.アナンドらがラットやネコの視床下部外側野の両側を破壊すると,餌や水を全然とらなくなる(無食症,無飲症)ことを明らかにした。同時に彼らは両側腹内側核を破壊すると過食となり(過食症),肥満することも確認した。これらの実験結果から,彼らは視床下部外側野は摂食中枢として,腹内側核は満腹中枢として働くという二元中枢説の概念を出した。…

※「過食症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android