道乗(1)(読み)どうじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「道乗(1)」の解説

道乗(1) どうじょう

?-? 平安時代中期の僧。
天台宗比叡(ひえい)山の正算にまなび,京都法性寺(ほっしょうじ)にはいる。夢のなかひとり老僧から,道乗がこれまでとなえた膨大な量の経典が,怒りの心がおきると一瞬にしてもえてしまうとの話をきく。以後短気で怒りっぽい自分性格をあらためたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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