道悪(読み)ミチワル

デジタル大辞泉 「道悪」の意味・読み・例文・類語

みち‐わる【道悪】

道で、ぬかったり歩きにくかったりするところ。
「―を七八丁飯田町の河岸のほうへ歩いて」〈独歩窮死

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「道悪」の意味・読み・例文・類語

みち‐わる【道悪】

〘名〙 歩くのが困難な道。ぬかって悪い道。
金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉前「路悪(ミチワル)へ入って了って、履物が取れないのでございますよ」

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