達理(読み)たつり

精選版 日本国語大辞典 「達理」の意味・読み・例文・類語

たつ‐り【達理】

〘名〙 物事奥義を身につけること。真理を悟ること。道理に通じること。
浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)五「我は観念隙惜ししと明心達理(ダツリ)の眼を閉ぢ、御衣を被いて座を組めば」 〔呂氏春秋‐審応覧・不屈〕

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普及版 字通 「達理」の読み・字形・画数・意味

【達理】たつり

理を悟る。〔荘子秋水を知るは必ず理にす。理にするは必ず(変)にらかなり。らかなるは、物を以て己をせず。

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