遣唐大使(読み)けんとうたいし

世界大百科事典(旧版)内の遣唐大使の言及

【遣唐使】より

…奈良・平安時代に日本から唐につかわされた使。618年隋が滅んで唐が国を建てた。聖徳太子が摂政のころ,数次にわたって隋に使者がつかわされ,遣隋使による文化の摂取が行われはじめたのであるが,新興の唐帝国の国力はいよいよ盛んで,法式制度は整い,文化は空前の繁栄を呈した。日本ではひきつづき唐へ使者をつかわした。これを遣唐使という。630年(舒明2)犬上御田鍬(いぬがみのみたすき),薬師恵日らをつかわしたのを第1回とし9世紀の中ごろに及ぶまで,前後十数回にわたって継続的にその派遣がつづけられた。…

※「遣唐大使」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android