(読み)テキ

デジタル大辞泉 「適」の意味・読み・例文・類語

てき【適】[漢字項目]

[音]テキ(漢) [訓]かなう たまたま
学習漢字]5年
ある所をめざして行く。頼って行く。「適帰適従
ぴったり当てはまる。かなう。「適応適宜適正適性適切適度適当適用快適好適最適自適清適不適
[名のり]あつ・あり・まさ・ゆき・ゆく・より
難読適適たまたま

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「適」の意味・読み・例文・類語

てき‐・する【適】

〘自サ変〙 てき・す 〘自サ変〙
① ある対象状況などにうまくあう。適合する。あう。
史記抄(1477)一一「材は用に適するを材と云ぞ」
真空地帯(1952)〈野間宏〉三「留守部隊経理業務に彼は全く適していたのである」
② 整う。やわらぐ。

てき‐・す【適】

[1] 〘自サ変〙 ⇒てきする(適)
[2] 〘自サ五(四)〙 =てきする(適)
神経病時代(1917)〈広津和郎〉二「さういふものがみんな自分には親しみのない、適さないもののやうに思はれて来た」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android