選文(読み)センブン

デジタル大辞泉 「選文」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぶん【選文】

[名](スル)
文を選ぶこと。また、その文。
律令制で、叙位すべき官吏の名を列記した文書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「選文」の読み・字形・画数・意味

【選文】せんぶん

文をつくる。

字通「選」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の選文の言及

【上日】より

…欠ければ,その年度は評定の対象外とされた。毎年の評定書である考文(こうもん)や,一定年数の総合評定書で,恒常的な叙位に結びつく選文(せんもん)には,毎年の上日や合計出勤日数が記載された。また在京の諸司および大宰府,壱岐(いき),対馬(つしま)の職事官(しきじかん)たちは,毎年,8月から翌年正月,2月から7月までに,それぞれ120日以上の出勤が記載されると,季禄として,春夏の禄,秋冬の禄が支給された。…

※「選文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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