那珂通辰(読み)なか みちとき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「那珂通辰」の解説

那珂通辰 なか-みちとき

?-1337* 鎌倉-南北朝時代の武士
建武(けんむ)3=延元元年南朝方にたち楠木正家をむかえて,常陸(ひたち)(茨城県)那珂郡瓜連(うりづら)城によって北朝方の佐竹貞義とたたかう。北畠顕家(きたばたけ-あきいえ)の援軍をえて,一時北朝方を圧倒するが,勢力を回復した貞義に瓜連城を攻められ,同年12月11日自刃(じじん)。常陸出身。通称は彦五郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android