郭三界(読み)クルワサンガイ

デジタル大辞泉 「郭三界」の意味・読み・例文・類語

くるわ‐さんがい【郭三界】

遊郭の辺り。
「五十両損かけうかと気遣ひさに、―披露して」〈浄・冥途の飛脚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「郭三界」の意味・読み・例文・類語

くるわ‐さんがい【郭三界】

〘名〙 遊郭のあたり一帯。郭のかいわい。
※浄瑠璃・冥途飛脚(1711頃)中「此忠兵衛が、五十両、損(そん)かけふかときづかひさに、くるわ三がいひろうして、男の一ぶん捨てさする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android