郷土誌(読み)きょうどし

精選版 日本国語大辞典 「郷土誌」の意味・読み・例文・類語

きょうど‐し キャウド‥【郷土誌】

〘名〙 郷土地理歴史社会生活伝承・民間伝承記録研究を記した書物
※城(1965)〈水上勉〉一「まるで、郷土誌を読むかのように」

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デジタル大辞泉 「郷土誌」の意味・読み・例文・類語

きょうど‐し〔キヤウド‐〕【郷土誌】

郷土に関する歴史・地理・生活や民間伝承の記録・研究などを記した書物。

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百科事典マイペディア 「郷土誌」の意味・わかりやすい解説

郷土誌【きょうどし】

ある郷土の地方的特性を,歴史,地理,風土信仰習俗産業など多方面から調査した記録。地誌との区別は必ずしも明確ではない。→地誌学

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「郷土誌」の意味・わかりやすい解説

郷土誌
きょうどし

居住する地域の歴史・民俗・地理などを総合的に調査し,その結果をまとめたもの。郷土の過去を調べて,郷土の先人業績,習俗の由来など,郷土の歴史を記したものを特に郷土史という。

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