都はるみ(読み)みやこはるみ

百科事典マイペディア 「都はるみ」の意味・わかりやすい解説

都はるみ【みやこはるみ】

演歌歌手。京都府出身。幼少時から民謡浪曲英才教育を受け,16歳でデビュー。1964年《アンコ椿は恋の花》(新人賞),1976年《北の宿から》(グランプリ),1980年《大阪しぐれ》(最優秀歌唱賞)と,前人未到のレコード大賞3賞全獲得を達成。独特の強い唸り節を特徴とする。1984年引退するがその後復活。2010年紫綬褒章受章。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「都はるみ」の解説

都はるみ みやこ-はるみ

1948- 昭和後期-平成時代の歌手。
昭和23年2月22日生まれ。昭和39年「困るのことヨ」でコロムビアからデビュー。浪曲をとりいれた独特のうなり節で注目され,同年の「アンコ椿は恋の花」がヒット以後「涙の連絡船」「北の宿から」「大阪しぐれ」などをヒットさせる。59年引退。平成2年歌手に復帰。17年シリーズニッポンの歌「新歌謡」で芸術選奨。京都出身。本名は北村春美。

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