都太夫一中(5代)(読み)みやこだゆう いっちゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「都太夫一中(5代)」の解説

都太夫一中(5代) みやこだゆう-いっちゅう

1760-1822 江戸時代後期の浄瑠璃(じょうるり)太夫
宝暦10年生まれ。上方出身。江戸で男芸者となる。寛政4年(1792)5代都太夫一中を名のり,江戸中村座に出演したが不評。のち河東節(かとうぶし)三味線方から転じた初代菅野序遊(すがの-じょゆう)と協力して一中節を再興した。文政5年7月5日死去。63歳。本名千葉嘉六。前名は吾妻路(あづまじ)宮古太夫。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android