出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
山梨県南東部,郡内地方にある市。1954年谷村(やむら)町と宝,禾生(かせい),盛里(もりさと),東桂の4村が合体,市制。人口3万3588(2010)。市域は御坂(みさか)・道志(どうし)両山塊にはさまれ,桂川中流域に広がる。中心の旧谷村町は1594年(文禄3)浅野氏が勝山城を築いてから城下町として発展し,1633年(寛永10)秋元氏の所領になったのち,1705年(宝永2)からは天領となり,代官陣屋が置かれ郡内地方の政治中心地として栄えた。秋元氏は機業を農家の副業としてすすめたため,周辺農村に広まり,甲斐絹(かいき)をはじめとする郡内機業の中心となった。現在でも夜具地,座布団地の八端(はつたん)などが家内工業として生産される。また,近年は京浜地方に近いため電器,機械などの工場も増加している。教育面では全国唯一の公立教員養成大学である市立都留文科大学がある。富士急行線と中央自動車道河口湖線が通じる。
執筆者:横田 忠夫
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…地名の初見は1532年(天文1)。同年小山田信有が谷村に新館を建てて以来,戦国期郡内(都留郡)支配の拠点となった。93年(文禄2)入部した浅野氏重は翌年桂川左岸に勝山城を築城,また郡内領の検地を実施,このとき谷村は上谷(かみや)・下谷(しもや)両村に分けられたが,その後も一般には両村を合わせて谷村とよんだ。…
※「都留」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新