都笹(読み)ミヤコザサ

デジタル大辞泉 「都笹」の意味・読み・例文・類語

みやこ‐ざさ【都×笹】

イネ科植物山地に群生し、高さ約1メートル。茎の節は膨らむ。葉は茎の先に数枚つき、質が薄く、冬に縁が白くなる。京都比叡山で発見された。

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精選版 日本国語大辞典 「都笹」の意味・読み・例文・類語

みやこ‐ざさ【都笹】

〘名〙 イネ科の多年草本州四国九州の山地の、特に太平洋側型および内陸地の気候区に生える小形のササ。稈は約一メートルに達し、葉は数個羽状に並んで互生し、長楕円状披針形で先がとがる。冬季には枯れて葉に白い隈ができ、冬芽は地上部にできない。まれに円錐花序が出、一~三個の小穂をつける。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「都笹」の解説

都笹 (ミヤコザサ)

学名Sasa nipponica
植物。イネ科の竹,高山植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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