朝日日本歴史人物事典 「酒井右京」の解説
酒井右京
生年:文化4(1807)
幕末の出羽庄内藩(山形県)の重臣。大山庄大夫らと共に公武合体論を主張。第2次長州征討での幕府軍の敗北ののち,自己勢力の低下を恐れた松平権十郎,菅実秀らの佐幕派によって捕縛され,切腹を命じられた。この事件は大山騒動と呼ばれ,長く真相は秘されていた。
(井上勲)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
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