酒井竹保(初代)(読み)さかい ちくほ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「酒井竹保(初代)」の解説

酒井竹保(初代) さかい-ちくほ

1892-1984 大正-昭和時代の尺八奏者。
明治25年11月15日生まれ。宗悦流系松調流の藤田松調に入門し松道を名のる。また勝浦正山らに明暗真法(みょうあんじんぽう)流をまなぶ。独自の記譜法を考案してみずから作曲し,竹保流をきずいた。昭和42年引退して竹翁と号し,長男周政が2代をついだ。昭和59年10月18日死去。91歳。大阪出身。本名は政美。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android