酒湯(読み)さかゆ

精選版 日本国語大辞典 「酒湯」の意味・読み・例文・類語

さか‐ゆ【酒湯】

※慶長見聞録案紙‐慶長一二年(1607)一月二〇日「常陸介殿旧冬より疱瘡御煩。漸平愈。酒湯被懸」

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デジタル大辞泉 「酒湯」の意味・読み・例文・類語

ささ‐ゆ【酒湯/×笹湯】

江戸時代疱瘡ほうそうが治ったあとの子供に浴びさせた、酒をまぜた湯。また、その湯を浴びること。笹の葉を湯に浸してふりかけたともいう。さかゆ。

さか‐ゆ【酒湯】

ささゆ」に同じ。

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